Guideline

BanG Dream! AI Singing Synthesizer
“Yumenokessho”

株式会社ブシロードミュージック(以下「当社」といいます。)は、当社が販売し、Dreamtonics株式会社、及び株式会社AHS(以下、三社を総称して「当社ら」といいます。)が開発した本製品(第1条に定義します。)のご利用に関し、当社とユーザーとの間の権利義務関係について、以下のとおり利用規約(以下「本規約」といいます。)を定めます。

本製品の利用は、本製品を利用するユーザー(第1条に定義します。)が本規約の内容を遵守することを条件としており、本製品を使用することにより、お客様は本規約に記載された条項にすべて同意されたものとみなします。なお、本製品にバンドルされるSynthesizer Studio Basic/Proなどのエディター(以下「エディター」といいます。)の使用については、Dreamtonics 株式会社 又は株式会社AHSが別途定める条件が適用されます。

第1条 (定義)

  1. 「ユーザー」とは、個人又は法人を問わず、本製品を使用する者をいいます。
  2. 「本製品」とは、当社が提供する音声合成ソフトウェア「Synthesizer V AI 夢ノ結唱」に含まれるすべての製品をいい、本製品の一部又は全部に関連するあらゆるアップグレード版、修正版、修正パッチ等を含みます。
  3. 「合成音声」とは、本製品をユーザーが利用することにより生成される、あらゆるオーディオ出力をいいます。
  4. 「キャラクター」とは、本製品が包含し、本製品から派生し、また本製品の基礎をなすキャラクターの名称・形状・形態・デザイン・ストーリー・世界観等をいいます。
  5. 「当プロジェクト」とは、BanG Dream! Projectをいいます。
  6. 「本作品」とは、当プロジェクトに関連するすべての作品の名称・形状・形態・デザイン・ストーリー・世界観等をいいます。

第2条(契約の成立)

  1. ユーザーが、本製品の使用を開始した時点で、本規約に同意したものとみなされ、ユーザーと当社との間で本規約を内容とする契約(以下「本契約」といいます。)が成立します。

第3条(本製品の使用許諾)

  1. 当社は、ユーザーに対し、本規約を遵守することを条件として、本製品を使用する非独占的、譲渡不能かつサブライセンス不能な権利を許諾します。
  2. ユーザーは、本製品を同時に1台までのコンピューターにインストールしご利用いただけます。本製品を別のコンピューターにて利用する場合には、一度元のコンピューターから本製品をディアクティベート(解除)いただき、アンインストールの上再度インストールを行ってください。
  3. 有料コンテンツ・サービスの利用については、別途定める条件に基づき提供されるものとします。未成年者が有料コンテンツ・サービスの利用を利用する場合、法定代理人の同意を得るものとします。

第4条(合成音声の利用許諾)

ユーザーのうち個人または法人格のない団体は、本製品を利用して自ら生成した合成音声を、以下の各号に定める方法により利用することができます。

  1. 営利を目的としない場合は、以下に定める範囲で利用することができます。
    なお、営利を目的としない場合とは、合成音声を、利益を得ることを目的とせずに利用することをいい、個人または少人数の制作グループなどが趣味の範囲で、原材料費やツール類など制作にかかった費用程度の対価を得る場合を含みます。
    1. ① 合成音声を含む静止画及び動画(以下「合成音声利用動画等」といいます。)を、SNS、静止画及び動画共有サイト(以下「共有サイト」といいます。)へ投稿し、共有サイトの運営者が公式に提供するパートナープログラムなどの標準的な広告収益モデルを利用して収益を得ること。なお、合成音声利用動画等を共有サイトへ投稿する際には、合成音声利用動画等内または共有サイト内に紹介文の掲載スペースがある場合には当該紹介文の適切な箇所に、一見して十分視認可能な大きさで、合成音声利用動画等において利用した本製品の名称(「Synthesizer V AI 夢ノ結唱」)を必ず表示してください。
    2. ② 合成音声を、記録媒体(CD、DVDを含みますが、これらに限られません。)に収録し、有償又は無償で、販売又は頒布すること。
  2. 営利を目的とする場合は、以下に定める範囲においてのみ当社の事前承諾を得ることなく利用できるものとします。
    1. ① 合成音声利用動画等、共有サイトへ投稿し、共有サイトの運営者が公式に提供する収益化プログラム(所謂投げ銭機能を含みますが、これに限られません。)を利用して収益を得ること。なお、合成音声利用動画等を共有サイトへ投稿する際には、合成音声利用動画等内共有サイト内に紹介文の掲載ページがある場合には当該紹介文の適切な箇所に、一見して十分視認可能な大きさで、合成音声動画等において利用した本製品の名称(「Synthesizer V AI 夢ノ結唱」)を必ず表示してください。
    2. ② 以下に掲げるアグリゲーターを含む当社が指定するデジタル音楽アグリゲーター(以下「アグリゲーター」といいます)を経由して、合成音声をダウンロードまたはストリーミング方式により、有償にて販売すること。なお、当該利用にあたっては、楽曲名または歌手名等一見して確認可能な箇所に本製品の名称(「Synthesizer V AI 夢ノ結唱」)を記載の上、アグリゲーターへ納品してください。詳しい納品方法は、別途アグリゲーターの定めに従ってください。

      【アグリゲーター】
      ・TuneCore Japan
      ・BIG UP!
      ・narasu

個人または法人格のない団体が、上記以外の利用方法にて合成音声を利用する場合、法人のユーザーが合成音声を利用する場合は、前項の規定に関わらず、当社の事前承諾を得た場合に限り、利用できるものとします。詳細は、株式会社ブシロードミュージックまでご連絡ください。

第5条(同意事項)

ユーザーは、本製品及び合成音声の利用にあたり以下の事項に同意するものとします。

  1. ユーザーは、本製品を1ライセンスにつき1台のコンピュータにおいてのみ使用することができるものとし、1ライセンスで複数台のコンピュータにおいて使用することはできないこと
  2. 本製品を別のコンピュータで使用する場合、既に本製品をインストールされたコンピュータ上から、本製品を完全に消去しなければならないこと。
  3. ユーザーへの事前の通知をすることなく、本製品の内容の一部又は全部を変更することがあること
  4. 本製品の一部に広告及び宣伝を掲載すること
  5. 前号の広告及び宣伝には、Webサイト又は情報源へのハイパーリンクを含むことがありますが、当社は、当該Webサイト又は情報源における、又はここから入手できる広告、製品等あらゆる情報について保証しないこと

第6条(ユーザーサポートの提供)

  1. 当社は、ユーザーに対し、歌声データベース及び本製品に関するユーザーサポートサービス(以下「サポートサービス」といいます。)を、WEB上のサポートページ又は電子メールによりユーザーに提供できるものとします。
  2. エディターに関するテクニカルサポートは、株式会社AHS及びDreamtonics株式会社が対応します。但し、無料版のエディター「Synthesizer V Studio Basic」はサポート対象外となります。

第7条(禁止事項)

ユーザーは、本製品及び合成音声の利用にあたり、以下の行為を行ってはならないものとします。

  1. 本規約及び関連する規約、ルールに反する行為
  2. 本製品で作成した合成音声の波形データを二次頒布する行為
  3. 当社ら若しくは第三者の著作権、商標権等の知的財産権その他の権利を侵害する行為
  4. 本製品のバックアップを作成する目的以外の目的で複製する行為
  5. 本製品を改変、修正、翻案し、またリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルするなどの方法により解析し、又は解析可能な状態にする行為
  6. コンピュータ・ウィルス等の有害なコンピュータプログラム等を送信又は入力する行為
  7. 本製品の技術的な制限や著作権保護技術を回避する行為
  8. 当社らの設備に蓄積された情報を不正に書き換え又は削除する行為、本製品に関し利用し得る情報を改ざんする行為
  9. 本製品の不具合を不正な目的で利用すること又はそれを第三者に伝達する行為
  10. 本製品の一部又は全部を、ユーザー又は第三者のソフトウェアのコンポーネントとして利用する行為
  11. 本製品で作成した音声ファイルを素材として配布する行為
  12. 本製品をネットワーク経由で操作する行為
  13. 当社らによる本製品の運営を妨害する行為
  14. 当社ら又は第三者を差別若しくは誹謗中傷し、又はその名誉若しくは信用を毀損する行為
  15. 第三者のプライバシーを侵害する行為
  16. 当社らによる本製品の管理・運用を妨害する行為
  17. 本製品を、第三者に譲渡、販売、貸与する行為
  18. 本製品を、第三者が利用可能な状況下に置く行為
  19. 本製品のアクティベーションコードを第三者に使用させ、又は、開示、貸与、譲渡、売買、担保提供等する行為
  20. 法令若しくは公序良俗に反する内容(反社会的な表現を含みます。)の歌詞を含む合成音声を公開又は頒布する行為
  21. 当社の許可なく当プロジェクト公式の制作物であるかのような誤解を招く虞のある合成音声を公開又は頒布する行為
  22. 本製品で作成した合成音声の波形データを、第三者が派生作品を作成可能な状態で公開又は配布すること
  23. 合成音声を利用して歌声合成や音声合成モデル、アルゴリズム、アプリケーション、又は、歌声若しくは音声を生成する行為
  24. 特定の個人、政党、宗教団体等を支援若しくは公認しているような誤解を与える、又は与える虞のある歌詞を含む合成音声を公開又は頒布する行為
  25. 本製品及び本製品に関連する声優、キャラクター、本作品、当プロジェクト及び当社、当プロジェクトに関わる企業の名誉、イメージ等を損なうもの並びに第三者のイメージ、名誉を傷つける行為
  26. 第三者の権利を侵害し、又は侵害する虞のある行為
  27. 前各号の行為を直接又は間接に惹起し、又は容易にする行為その他当社が不適切と判断する行為

第8条(知的財産権)

本製品及び本製品を構成する文章、画像、プログラムその他のデータ等についての知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権をいいます。)その他一切の権利は、すべて当社ら又は当社らに利用を許諾した第三者に帰属しています。本契約の定めによらず、ユーザーは当社に無断でこれらを複製、譲渡、貸与、翻訳、改変その他一切の利用をしてはならないものとします。

第9条(一時停止・利用制限)

  1. 当社は、以下のいずれかに該当する場合には、ユーザーに事前に通知することなく、本製品の全部又は一部の提供を停止し、利用を制限することができるものとします。
    1. ①本製品に係るシステムの点検又は保守作業を定期的又は緊急に行う場合
    2. ②不正アクセス、サイバー攻撃の発生等ユーザーのセキュリティを確保する必要が生じた場合
    3. ③火災、停電、天災地変又は重大な法令等の改廃等の不可抗力により本製品の提供ができなくなった場合
    4. ④ユーザーが第7条(禁止事項)に違反した場合
    5. ⑤その他当社が本サービスの停止が必要であると合理的に判断した場合
  2. 第1項により本製品の提供が停止又は利用が制限され、ユーザーに損害が生じた場合であっても、当社はいかなる責任も負わないものとします。

第10条(免責・損害賠償)

  1. 当社は、本製品及び合成音声その他当社らがユーザーに提供するあらゆるコンテンツ及び情報について、いかなる目的に対してもその適合性を保証するものではありません。
  2. 本製品は現状有姿にて提供されるものであり、第三者の権利を侵害していないこと、品質、性能、商品性、特定の目的に対する適合性について明示的、黙示的にも一切保証いたしません。
  3. 本製品を利用するために必要なハードウェア及びソフトウェア、通信回線その他の設備については、ユーザーが自らの負担により用意するものとします。なお、当該設備に起因してユーザーに発生した損害については、当社は、一切責任を負わないものとします。
  4. 当社(本項において、当社のサプライヤー、代理店、販売店及び当社の役員及び従業員を含みます。)は、ユーザーによる本製品若しくは合成音声の公開、頒布等あらゆる利用に起因して生じたいかなるクレーム、訴訟及び損害(通常損害、特別損害、直接的損害、間接的損害、派生的、付随的損害、偶発的損害、逸失利益、その他あらゆる種類の損害を含み、当該損害発生の可能性につき当社が予見できたかに関わりません。)を賠償する責任を負いません。
  5. 本契約が、消費者契約法(平成十二年法律第六十一号)に定める「消費者契約」に該当する場合、前項の規定は適用されないものとします。この場合において、ユーザーに発生した損害が当社の債務不履行又は不法行為に基づくときは、当社は、当社に故意又は重過失が認められる場合にのみ、ユーザーが本製品を購入した際の代金相当額を上限として、ユーザーに対する損害賠償責任を負うものとします。

第11条(契約終了)

  1. 当社は、以下のいずれかに該当する場合には、ユーザーに何ら通知することなく本契約を解除することができるものとします。当社は、この場合にユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
    1. ①ユーザーが本製品及びその複製物をアンインストールした場合
    2. ②ユーザーが本製品のバージョンアップ製品等を購入したことにより、新たな契約が締結されたとき
    3. ③ユーザーが本規約の各条項に違反した場合
    4. ④当社が、ユーザーに対し本契約を終了する旨を告知した場合
  2. 理由の如何を問わず、本契約が終了した場合、ユーザーは、自己の保有する本製品及びその複製物のすべてを消去しなければならないものとします。
  3. 本契約が終了した場合でも第4条、第7条、第8条、第9条第2項、第10条、前項及び本項、第13条、第16条から第18条の規定はなお有効に存続するものとします。

第12条(本規約の変更)

本規約は、民法第548条の4の規定により、変更されることがあります。当社は、本規約を変更する場合、当社が適切と判断する手段(公式ウェブサイトへの掲載等)により、ユーザーに対し本規約の変更日及びその内容を通知するものとし、当該通知に定める本規約の変更日をもって変更後の本規約は効力を生じるものとします。

第13条(秘密保持)

  1. ユーザー及び当社は、本製品の提供のため相手方から開示された相手方の技術上、営業上及び業務上の一切の情報のうち秘密として開示された情報(以下、総称して「秘密情報」といいます。)を秘密として保持し、第三者に漏洩又は開示してはならないものとします。ただし、以下の各号の場合についてはこの限りではありません
    1. ①法令に基づき開示する場合
    2. ②裁判所又は行政官庁の命令に基づき開示する場合
    3. ③本契約上の権利追及のため訴訟、調停その他の法的手続において開示する場合
    4. ④その他前号に準じて第三者への開示が合理的に必要とされる場合
  2. 次の各号のいずれかに該当することを書面で証明できる情報は秘密情報に含まれないものとします。
    1. ①情報の受領者が情報を受領する以前から所有していたもの
    2. ②情報の受領者が情報を受領する時点で公知又は公用であったもの
    3. ③情報の受領者が情報を受領した後、情報の受領者の責めによらず公知又は公用となったもの
    4. ④その他前号に準じて第三者への開示が合理的に必要とされる場合情報の受領者が情報を受領した後、正当な権原を有する第三者から秘密保持義務を負うことなく合法的に入手したもの
    5. ⑤秘密情報を使用することなく、情報の受領者が独自に開発したもの

第14条(反社会的勢力の排除)

  1. ユーザーは、自己、自社、自社の役員又は自社を支配する者が、下記各号のいずれにも該当しないことを表明し、保証します。
    1. ①暴力団、暴力団構成員、暴力団準構成員、暴力団でなくなった時から5年を経過しないもの、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団、その他これらに準ずる反社会的な集団又は個人等(以下「暴力団員等」といいます。)。
    2. ②自ら又は第三者を利用して、詐術、暴力的な要求行為、脅迫的な言辞を用いる行為、不当要求行為、業務を妨害する行為、名誉や信用等を棄損する行為等をおこなう集団又は個人。
  2. ユーザーは、自己、自社、自社の役員、実質的に経営権を有する者又は経営に実質的に関与している者等について、下記各号のいずれにも該当しないことを表明し、保証します。
    1. ①暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること。
    2. ②暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
    3. ③自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってする等、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること。
    4. ④暴力団員等に対して資金等を提供し、又は便宜を供する等の関与をしていると認められる関係を有すること。
    5. ⑤暴力団員等及びこれらに準ずる反社会的な集団又は個人と、人的、資本的、経済的に深い関係を有すること、又は社会的に非難されるべき関係を有していること。
    6. ⑥その他前各号に準ずること。

第15条(地位の譲渡等の禁止)

  1. ユーザーは、本製品利用上のユーザーとしての地位及び権利義務について、第三者に対し、譲渡、担保設定その他の処分をすることができないものとします。
  2. 当社が本サービスに係る事業を第三者に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴って、利用契約上の当社らの地位及び権利義務並びにユーザー登録事項その他の本サービスに関してユーザーが当社に提供した一切の情報が当該事業譲渡の譲受人に承継されることにつき、ユーザーは、本サービス利用開始時に、あらかじめ異議なく同意するものとします。なお、本項の「事業譲渡」には、会社法(平成17年法律第86号)第467条第1項第1号及び第2号に定める事業の譲渡のみならず、本サービスに係る事業が第三者に移転するあらゆる場合を含むものとします。

第16条(分離可能性)

本規約のいずれかの条項又はその一部が適用法令上無効又は執行不能と判断された場合であっても、本規約のほかの規定及び一部が無効又は執行不能と判断された規定の残りの部分は、引き続き有効に存続するものとします。

第17条(準拠法)

本規約の成立、効力、履行及び解釈に関しては日本法が適用されるものとします。

第18条(管轄裁判所)

本規約及び本製品のご利用に関して、当社とユーザーとの間で生じた一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

令和5年12月1日制定